ゆで卵は時間がかかりコンロの燃料を消費するわりには大したものができないので、野宿やキャンプでは作ったことがありませんでした。
ですが
絶対に失敗しないトロトロ半熟ゆで卵の作り方。火をつけてから10分で完成、殻むきもバッチリ!という記事を読んで、これなら時間も燃料もあまり使わなくて済むと思い、キャンプ用品で作って見ました。
まず元記事では皮を向きやすくするために卵のとがっていない側に針が通るぐらいの穴を開けることが勧められています。穴開け専用器具もあるようですが、それだけのために荷物を増やすわけにもいかないので、自転車旅行で持っている確率の高いソーイングセットの針で穴を開けてみます。
グリグリと差し込んでも穴は開かないので、卵と針を手で固定し、上から小型ドライバーでトンと叩いてみたところ、簡単に穴を開けることができました。(下の写真は針を刺した後のもので、刺すときは手で卵と針を固定してました)
1個なら卵をむく手間はいずれにせよ大したことはないので穴は開けなくてもいいでしょう。
元記事の通りにお玉に水を用意します。
元記事ではお玉1杯の水とあるのですが、コッヘルは底の面積が少ないので少なめにしてみました。ですが蒸し終わったときには水はなくなっていたので、底の面積に関わらずお玉1杯分でよさそうです。
卵と水をコッヘルに入れます(底が汚くてすいません)。
蓋をして中火で6分間待ちます。
6分たったので火を止めます。
この後待つ時間について、元記事には
- 3分で冒頭の写真くらいのトロトロ半熟
- 4分半でもう少ししっとりとした半熟
- 6分待てば固ゆで
とあります。とりあえず4分経ったところで取り出します。
元記事では水道で冷やすことになってますが、野宿やキャンプでは水場が近くにあることは少ないので鍋に水を張って冷やします。
熱が取れたらむき始めます。穴を開けたのが効いたのかはよくわかりませんが、簡単にむけました。
割ってみると半熟気味の固ゆでになってました。
食べてみたところ、普通のおいしいゆで卵でした。元記事のタイトルの「絶対に失敗しない」は伊達ではないようです。
いつもの評価は、
味:★★★★★
手軽さ:★★★★★
コスパ:★★★★★
オススメ度:★★★★★
3記事目にして初の満点です。
いくつか作って周りの人にあげても喜ばれるでしょう。
実際に自転車旅行をしている人は卵の使用自体に問題がないかが気になるところだと思います。つまり卵は割れやすく、保存性が悪いのに小分けで売ってはいない(売っていたとしても高い)ので、自転車旅行では無駄なく使えないのではないかと考えるでしょう。
私も卵を使ったことはないのですが、卵を持ち運んで自炊をしている人には会ったことがあり、その人によれば割れやすさも保存性の悪さも問題にならず、無駄なくパック入りの卵を自転車旅行の自炊で使えるとのことでした。
私も次からは卵を活用してみたいと思います。
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